四つ葉のクローバーには、ラミネート加工やレジン加工、プラ板、和紙などを活用した保存方法があります。
100均アイテムで作れますよ。
定番のしおりにしたり、手作りキーホルダーにしたり。
額に入れて、インテリアにしてもOK。
どの方法でも、クローバーをしっかり乾燥させてから行うことが重要です。
四葉のクローバーを見つけたら、本に挟んだり、レンジやアイロンを使ったりして、まず押し花にしましょう。
きれいな押し花には、市販の乾燥シートがおすすめです。
本などに挟んで作る方法より短時間で乾燥できるため、クローバーの退色(色あせ)を防げます。
この乾燥シートは、レンジでチンすれば再利用できますよ。
四つ葉のクローバーをしおりにして保存(ラミネートなし、あり)
そういえば昨日の四つ葉のクローバー、ラミネート擬きで包みました pic.twitter.com/Pa48nHpTSL
— 💤👾めりんりーーーん!👾💤 (@mmmmmerinx) June 23, 2019
まずは定番の、しおりにして保存する方法です。
100均のラミネートフィルムを使用した作り方と、ラミネートフィルムを使用しない作り方を紹介します。
ラミネートフィルムで挟む場合
ラミネートフィルムを使用する場合の作り方です。
- 四つ葉のクローバーの水分を飛ばす
- クローバーをラミネートフィルムに挟む
- ラミネート加工をする
- お好みのサイズにラミネートフィルムをカットする
1のクローバーの水分を飛ばす方法は、最後の章でご紹介しますね。
ラミネートフィルムには、機械が必要なものと、手で貼るタイプのものがあります。
機械(ラミネーター)を使う場合
機械(ラミネーター)を使わない場合
100均ではどちらのタイプも販売されているので、どちらを使用したいかよくチェックして購入しましょう。
ラミネートなしの場合
ラミネートフィルムを使用しない場合は、和紙や台紙を使用します。
例)和紙を使ったしおりの作り方
- クローバの水分を飛ばす
- 台紙に乾燥させたクローバーを貼り付ける
- 貼り付けたクローバーの上から薄い和紙を貼る
1のクローバーの水分を飛ばす方法は、最後の章でご紹介しますね。
こちらの作り方は、薄い和紙を探すのが少し手間取るかもしれません。
和紙を使用する作り方だと、しおりの印象がかなり変わります。
アンティークな感じにもできますし、上品な仕上がりになるでしょう。
上から和紙を貼らずに、袋に入った手作りのしおりもよく見かけますね。
しおりをラミネート加工なしで作る場合は、取り扱いに注意しましょう。
乱暴に扱うと、クローバーが欠けてしまうことがあります。
四葉のクローバーを100均のレジンでコーティングして保存
100均で売っているUVレジンを使用した、四つ葉のクローバーの保存方法は以下の通りです。
- クローバーの水分を飛ばす
- レジン用の型を用意し、クローバーをセットする
- レジン液をゆっくり流し込む
- 気泡が入ってしまったら、爪楊枝でつぶしたりして取り除く
- UVライトや太陽の光を当ててレジンを固める
1のクローバーの水分を飛ばす方法は、最後の章でご紹介しますね。
100均では、レジン加工に必要なあらゆる商品を揃えることができます。
型なしでも、クローバーに直接レジン液をつけることで、薄い状態で保存できます。
(下にクリアファイルを敷いて作ります)
この場合は、筆や爪楊枝を使うと良いでしょう。
乾燥しているクローバーは傷つきやすいので、優しく塗りましょう。
レジンの変色やクローバーの色あせについて
レジンには、UVレジン(紫外線で硬化)と、LEDレジン(LEDライトで硬化)などがあります。
100均で売っているのはUVレジンです。
UVレジンは、時間が経つと変色します。
透明なUVレジンの場合、半年くらいで黄色っぽく変色することが多いそうです。
紫外線で変色しやすいので、日の当たる場所に飾ったり、毎日身に着けて外出したりすると変色しやすいかもしれませんね。
(ちなみに、LEDレジンはほぼ変色しないようです)
作る時に気泡が入ることも変色の原因になるので、つまようじなどで気泡を取り除くようにしましょう。
また、ラミネート加工と同じく、レジン加工したクローバーは、時間が経つとどうしても紫外線や湿気で退色(色あせ)してしまいます。
変色や色あせは、仕方ないものだと思ったほうがよさそうです。
四つ葉のクローバーでキーホルダーを手作り
四つ葉のクローバーでキーホルダーを作る場合、上記で紹介したレジンを使った方法や、プラバンを使う方法などがあります。
レジンを使ったキーホルダーの作り方
100均のレジンクラフトコーナーを見てみると、レジンフレームと呼ばれる商品が売られています。
星型のものや、シンプルな丸、涙の形をしたものなど種類はさまざまです。
このようなレジンフレームを四つ葉のクローバーをコーティングする際に使用すると、簡単にキーホルダーにすることができますよ。
ストラップやネックレスなどにも応用できますね。
フレームには、上部に小さな穴が付いていることが多いです。
その部分に、同じく100均で購入できるアクセサリーパーツを組み合わせて、キーホルダーを作ります。
プラ板を使ったキーホルダーの作り方は、次の項目でご紹介します。
四葉のクローバーをプラバンや額に入れて保存しても
今までご紹介した以外の保存方法としては、プラ板を使ったものや、写真たてなどの額に入れて保存する方法があります。
プラ板での保存法は、キーホルダーにもできます。
プラ板を使った保存法
- 透明なプラ板を好きな形に切ります(挟むので2枚用意)
- トースターなどで熱します
- 焼きあがったら、本などで挟んで平らにします
- 乾燥させたクローバーを2枚のプラ板で挟んで、透明の接着剤などで接着します
子供の頃、この方法で写真やプリクラなどをキーホルダーにしていました。
焼く前に穴あけパンチで穴を開けておけば、紐やキーホルダーパーツを通してキーホルダーとしても使用できます。
プラ板は、焼くと大きさが元の1/4になるので、注意しながら作りましょう。
プラ板以外にも、カット済のアクリル板などでも活用できそうです。
また、プラバンで挟まず、焼いたプラバンにクローバーをのせて、レジンでコーティングしてもいいですね。
額に入れてインテリアに
シンプルに、乾燥させたクローバーを額に入れて飾れば、インテリアとしても保存できます。
挟むだけなので簡単!
100均で、お気に入りのフォトフレームを探してみてくださいね。
四つ葉のクローバーを見つけたら
様々な保存方法を紹介しましたが、全てに共通して大切なのは、四つ葉のクローバーをしっかりと乾燥させることです。
四つ葉のクローバーを見つけたら、水分を飛ばす必要があります。
ティシュにシワがあると、クローバーに跡がついてしまうので気をつけましょう。
(キッチンペーパーを使うと、たぶんボコボコと跡がつくと思います)
クローバーを乾燥させる(押し花)
水分を飛ばすために用意すべきものは、次の2つです。
- ティッシュ
- 重しに使う、辞書や置物
水分を飛ばす一番簡単な方法は、ティッシュ(や新聞紙)に四葉のクローバーを挟み、重しをするというものです。
これは私が学生の時に、植物標本を作る課題で教わった方法です。
皆さんもこの方法には、馴染みがあるのではないでしょうか。
ただ、この方法は思っているよりも時間がかかってしまいます。
乾燥が終了するまでに、数日かかってしまうことも。
アイロンや電子レンジを使う方法も
手っ取り早く、クローバーを乾燥させたい時には、アイロンや電子レンジを使う方法があります。
アイロンで押し花にする場合は、クローバーをティッシュなどに挟み、低温で優しくアイロンをかけます。
滑らせるのではなく、軽く押さえる感じで。
様子を見ながら、何回かに分けてアイロンをかけましょう。
電子レンジを使用する場合は、まずクローバーをティッシュに挟みます。
そして、クローバーが平らになるように上に重しを乗せて加熱します。
500~600Wで、1分弱ほど加熱します。
こちらも数十秒ごと様子を見ながら、何回かに分けるのがポイントです。
きれいな押し花には市販の乾燥シートがおすすめ
クローバーの押し花をもっときれいに作りたい!
という方には、100均では売ってませんが、市販の「乾燥シート」を使う方法がおすすめです。
本などに挟んで作る方法より短時間で乾燥できるため、クローバーの退色(色あせ)を防げます。
乾燥シートは、レンジでチンすれば再利用できますよ。
関連記事
クローバーの花言葉や、見つけ方などについては別記事で詳しく紹介しています。
よかったら参考にしてください。