四つ葉のクローバーをすぐに見つける人や得意な人はいます。
光って見えるという方も。
四つ葉のクローバーは、遺伝子の突然変異や、成長過程で人に踏まれて傷つくことなどが原因で発生すると言われています。
そのため、人通りが多い場所で見つけられることが多いです。
四葉のクローバーの発生確率は1万分の1くらいと言われていますが、大量発生することもあります!
この記事では、四つ葉のクローバーの見つけ方やコツ、なぜできるのかなど紹介しています。
クローバーと似てる植物に「カタバミ」があるので、探す時は間違えないようにしてくださいね。
四つ葉のクローバーをすぐ見つける人っている?特徴は?
四つ葉のクローバーをすぐに見つけられる人がいます。
四つ葉のクローバーをすぐに見つけられることで有名な方もちらほら。
例えばこの方。
四葉少女として有名になり、現在は四つ葉のクローバーアーティストとして活躍されている生澤愛子さん。
生澤さんは、四つ葉が光って見える感覚があるそうで、これまでに11万本以上の四つ葉を見つけています。
他にも、オートファジー研究でノーベル賞を受賞した、大隅良典教授が有名です。
趣味で四つ葉のクローバーを集めているそうで、四つ葉のクローバーを見つけることが特技でもあります。
大学構内で四つ葉のクローバーを見つけるらしいのですが、1時間散歩していると10本は見つけられるとのこと。
四つ葉をすぐ見つけられるのはなぜ?
すぐ見つける人の特徴ははっきりしませんが、周りとの違和感を感じたり、四つ葉だけが特別に見える、という方が多いです。
中には「四葉のクローバーはなかなか見つからないもの」という先入観を捨てて探したら見つかった、という方も!
皆さんの周りには、四つ葉のクローバーをすぐに見つける人、得意な人はいますか?
私自身、四つ葉のクローバーを探すのが得意ではないので、なんとも不思議です。
でもたしかに、三つ葉だらけのところに四つ葉があると、違和感を感じそうです。
集中して探すというより、広めの範囲を眺めると気づきやすいのかもしれませんね。
四つ葉のクローバーの見つけ方!どこにあるのか時期はいつなのか解説
四つ葉のクローバーの見つけ方やコツを、いくつかご紹介します。
まずは、人通りが多い場所を探してみることです。
後ほど詳しく紹介しますが、人に踏まれることで四つ葉のクローバーの発生確率が上がると言われています。
人通りの多い道端や公園などで探してみると、割と見つけやすいようですよ。
また、群生しすぎているところを避けて探してみるのも良いです。
群生している場所には、四つ葉のクローバーが発生しにくい傾向があります。
そして、ひとつ四つ葉のクローバーを見つけたら、その周りを集中的に探してみてください。
四つ葉のクローバーが一度発生すると、その遺伝子が周辺にも残されていることがあります。
時期や時間帯
四つ葉のクローバーを探す時期は、初夏から9月ごろにかけての時期が良いです。
春から夏に成長する過程で、四葉ができると言われているからです。
また、クローバーが勢いよく成長を始める春に、よく見つかることもあります。
水分や栄養豊富な場所で見つかりやすいとも言われているので、春先に元気よく育っているクローバーがあったら狙い目かもしれません。
時間帯も気をつけましょう。
暗くなってくるとクローバーの葉が閉じてしまいます。
そのため明るい時間帯に探すことも重要です。
四つ葉のクローバーは、押し花にするとよいでしょう。
簡単にきれいにつくるには、乾燥シートもおすすめです。
乾燥させたクローバーは、しおりやキーホルダーにしたり、額に入れて飾ったりできます。

↑ 保存方法についてはこちらの記事でご紹介しています。
(押し花の作り方は、一番最後の項目で解説しています)
よかったら参考にしてください。
四つ葉のクローバーはなぜできるのかや確率を解説
四つ葉のクローバーがなぜできるかというと、主に2つの理由があります。
- 遺伝子の突然変異
- 外的な刺激や育つ環境
突然変異
遺伝子の突然変異で、四つ葉のクローバーが発生することがあります。
(四葉になりやすい細胞が入っているなど)
そのため、ひとつ四つ葉が見つかると、同じ株で四つ葉が見つかる確率が高いです。
ただ、突然変異についてはメカニズムがはっきりとわかっていないことも多く、研究が続けられています。
踏まれて傷つく
クローバーは、一度植えると何年も花が咲く多年草。
ほぼ一年中見ることができる植物です。
(冬に葉っぱが枯れたとしても、春になるとまた元気に出てきます)
茎や葉が成長するのは春から夏にかけてで、伸びた茎には原基と呼ばれる小さな部分があります。
この部分を人が踏むなどして傷つくと、葉の枚数が変化して、四つ葉のクローバーができると言われています。
※踏まれて四葉になるわけではない、という説もあります
踏まれること以外にも、育つ環境(水や栄養分など)が影響することもあります。
次の項目でもお伝えしますが、土壌によって四つ葉が大量発生することもあるようです。
確率は1万分の1?
四つ葉のクローバーの発生確率は、1/10000程度と言われています。
しかし実際には、確率は生息場所や品種によっても異なります。
突然変異で四葉になった株には、四つ葉のクローバーがたくさんできたりします。
こちらも、正確なことはまだわかっていないようです。
謎が多いですね。
四つ葉のクローバーは、そのめずらしさからも、見つけたら良いことがあると言われています。
四つ葉のクローバーの意味については、別記事でご紹介しています。

花言葉、スピリチュアルメッセージ、持ち歩く効果、待ち受け効果、おまじないやジンクスについてまとめていますので、興味のある方は参考にしてください。
四つ葉のクローバーは大量発生することもある
四つ葉のクローバーは、大量発生することもあります。
例えば、リン酸が多く含まれる土壌で生息しているクローバーは、葉の数が多くなるそうです。
これはなんと、高校生による研究で発見したものなのです。
なぜ四つ葉のクローバーができるの?高校生が6000本を地道に数え研究(高校生新聞公式サイト)
調べてみると、この他にも「四つ葉のクローバーが大量発生しているのを見つけた」という話題は結構ありました。
工場近くや体育館の裏、自宅の庭でも大量発生しているのを見つけることがあるそうです。
そのような場所には四つ葉だけではなく、五つ葉や七つ葉も見つかることが多いようですよ。
また、四つ葉のクローバーの大量栽培に成功している農家さんもいます。
条件が合えば、大量発生させることも可能なんですね。
四つ葉のクローバーが発生した株を育てたり種を採ったりして、発生確率を上げているのかもしれません。
四つ葉のクローバーの偽物ってあるの?
四つ葉のクローバーの偽物ではありませんが、似ている植物に「カタバミ」があります。
カタバミは、庭や道ばたなどでよく見かける雑草です。
下の画像のような、黄色やピンク色っぽい花を咲かせます。

四つ葉のクローバーだと思って持って帰ってみたらカタバミだった、なんてことも。
間違えてしまわないように、カタバミとの見分け方について紹介していきますね。
カタバミとクローバー(シロツメクサ)の見分け方
カタバミは、葉の形がハート型です。
イラストなどで描かれるクローバー(シロツメクサ)はハート形が多いです。
実は、これはカタバミの葉の形だったのですね。

カタバミには、通常は葉が3枚ついています。
クローバーと同様に、カタバミが四つ葉になることもありますが、発生する確率はかなり低いようです。
四つ葉のクローバーを探すよりも大変なため、四つ葉のカタバミを見つけられた方は幸運の持ち主かもしれません。
一方、クローバーの葉は、丸に近い形です。
また、クローバーには白い模様がついていることも多いです。
これも確認の際の目印にもなります。
クローバーに、ボンボンのような白い花が咲いていればわかりやすいですね(開花時期は3月~9月頃です)。
※カタバミは4~10月頃に咲きます
カタバミとクローバーのそれぞれの特徴を確認して、採取する際の参考にしてくださいね。