この記事では、しらすの塩抜きが必要な時期や幼児食レシピなどを、経験も交えてご紹介します。
しらす(釜揚げしらす)の塩抜きはいつまでかと言うと、離乳食完了期まで(1歳~1歳半)が目安とされています。
2歳なら、そのままで大丈夫でしょう。
釜揚げしらすを少し干した「しらす干し」や、さらに干した「ちりめんじゃこ」も同様です。
子供によって、食べる量や離乳食のスタート時期も異なりますよね。
「お子さんがしっかり噛めているか」
「一日三食が食べられているか」
などを見ながら、塩抜きしない、そのままのしらすをスタートしてみましょう!
ちなみに、食塩不使用しらすなら、離乳食にそのまま使えますよ。
(例えば、わが家でも使っていた、COOPの食塩不使用ふっくらしらす干し)
わが家では「コープふくしま」を利用しています。
何でもあるのでとにかく便利で、もう10年以上続けています。
地域によって名称が異なりますが、取扱い商品やサービス内容はどこも同じような感じです。
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コープは地域ごとに分かれているので、お住まいの地域で確認してみてください。
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(東京・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・長野・新潟)
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しらすの塩抜きはいつまで?2歳の子供にも必要なのか解説
しらすの塩抜きは、離乳食完了期の1歳~1歳6ヶ月が目安とされています。
二歳の子供には、塩抜きをせずに与えても問題ないでしょう。
離乳食、幼児食作りをしていると、いつまでこの作業をやればいいのかな?と悩むことが多いと思います。
1歳を過ぎてからは、食べる量、種類も増えてきて、味付けも気になるころ。
手軽にカルシウムが補強できる「しらす」は離乳食~幼児食で大活躍!
塩抜きの手間がなくなると楽ですね。
でも、「塩分が気になる」「今まで通り薄味で与えたい」という方は、塩抜きをおすすめします。
塩抜きは、お湯かけるだけでOK
しらすの塩抜きをする場合は、量にもよりますが、少量なら茶こしなどに入れて熱湯を回しかければOKです。
一度味を見て、しょっぱいと思ったら、再度お湯をかけると効果的です。
私は、毎回の塩抜きを簡単にしたかったので、使う分の少量のしらすで行っていました。
鍋でサッとゆでるなど、一度に塩抜きをして、冷凍保存しても良いですね。
離乳食期のしらすの塩抜きは、熱湯で1分くらい茹でたり、レンジで1分くらい加熱したりという方もいると思います。
今回ご紹介した、茶こしに入れて熱湯を回しかけるやり方は、これらの方法より塩分が残ります。
また、商品によってもしょっぱさが違うので、味見して加減してくださいね。
1~2歳頃のしらすの量は?
2歳頃のしらすの量はこのくらい、という決まりはないです。
離乳食完了期(1歳~1歳半)の、たんぱく質のグループ(魚・肉・豆腐・卵・乳製品)の量の目安は、1食15~20g。
そのため、1~2歳なら20~30gくらいまでがひとつの目安になるでしょう。
ただ、しらすをご飯に混ぜたりしても、そんなにたくさんは使わないかなと思います。
(しらす大さじ1で5gくらいなので)
たんぱく質が足りない分は、肉・豆腐・卵・乳製品で補うといいですね。
念のため、塩分や栄養面を調べたので、気になる方は参考にしてください。
(釜揚げしらすを干した、しらす干しやちりめんじゃこについては、後ほどご紹介します)
子どもの食塩摂取量の目標(1日)は「日本人の食事摂取基準」(厚生労働省)で定められています。
1~2歳では、男女とも1日3.0g未満です。
参考:日本人の食事摂取基準(2020年版):厚生労働省公式サイト
しらす(釜揚げしらす)の食塩相当量は、100gあたり2.1gです。
10g(大さじ2くらい)で計算すると、塩分は0.2gほどになります。
これなら、たくさん食べても大丈夫ですね。
食塩相当量 | たんぱく質 | |
釜揚げしらす 10g | 0.2g | 1.8g |
また、釜揚げしらす10gのたんぱく質は1.8g。
1~2歳の場合、1日のたんぱく質の推定必要量は15g(推奨量20g)です。
たんぱく質の量を見ても、たくさん食べて大丈夫ですね。
参考:日本人の食事摂取基準(2020年版):厚生労働省公式サイト
補足:離乳食期のしらすの量や大きさ
ちなみに、離乳食期の量の目安はこちらです(一食分)。
- 離乳食初期(5~6ヶ月):量はスプーン1杯程度(塩抜きしてすりつぶす)
- 離乳食中期(7~8ヶ月):量は10~15g(塩抜きしてみじん切り)
- 離乳食後期(9~11ヶ月):15g(塩抜きして粗いみじん切りくらい)
- 離乳食完了期(12~18ヶ月):15~20g(塩抜きしてそのままの大きさで)
参考:授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)厚生労働省公式サイト
ここでの量は、たんぱく質のグループ(魚・肉・豆腐・卵・乳製品)のうち、魚だけを食べるときの目安です。
たんぱく質の他の食材を使う時には、量を調整しましょう。
(魚と豆腐をそれぞれ半量くらい食べるなど)
しらすを塩抜きしないでそのまま与える時のコツ
1歳半を過ぎて、しらすを塩抜きしないでそのまま与える場合は、他の食材と混ぜると薄味にできるのでおすすめです。
しらすの程よい塩分が、他の食材の味のアクセントになることもあります!
(簡単おすすめレシピは、次の項目でいくつかご紹介します)
しらすには塩分があるので、しらす単体で与えると、味が濃くなってしまいます。
塩分を取りすぎると、子どもの体調不良につながる不安があります。
でも、一日の塩分量を超える量のしらすを、与えるわけではありませんよね?
塩分も必要な栄養素です。
しらすの塩分を過度に心配するのではなく、子どもの成長に合わせて、日々の献立のバランスを見ながら、栄養あるしらすを取り入れてみましょう。
幼児食でしらすを塩抜きせずそのまま使うときのおすすめレシピ
しらすは、ほかの食材との相性ばっちり!
特に主食の、ご飯、うどん、いもと合わせると、しらすのいい塩加減で食が進むこともあります。
実際に私が幼児食で取り入れていた、簡単で子どもに人気だったレシピを4つご紹介します。
しらすとごまの、ころころおにぎり
ご飯にしらすとごまを混ぜて、こどもが食べやすい大きさにするだけ!
しらすうどん
出汁のみのうどんに、しらすをふりかけるだけ!
味を見て、しょうゆを少し入れてもいいですよ。
しらすの塩分と出汁のうま味で、我が子はスープまで飲み干していました。
しらす入りたまごやき
卵にしらすを入れて焼くだけ!
出汁をいれてもおいしいですし、青のり、ネギを入れると色味がきれいです。
大人のお弁当用にも使えるので、おすすめです。
しらすのいももち
ふかしたジャガイモに片栗粉としらすを入れて、子どもが食べやすい大きさに整え、焼くだけ!
焼く時の油を、バターやごま油を使うと、味のバリエーションが豊かになります。
しらすは栄養価も高く、離乳食、幼児食に取り入れたい食材の一つです。
肩の力を抜いて、楽しくおいしく、しらすを取り入れてみてくださいね。
食塩不使用しらすなら離乳食にもそのまま使えます
しらすの塩抜きについてお話してきましたが、実は食塩不使用のしらすがあるのです!
私自身も「塩抜きをやめるタイミングがわからない」「塩抜きはひと手間」と感じていました。
そんな私が利用していた商品は、コープ(生協)のふっくらしらす干しです。
コープのふっくらしらす干しが便利
コープの「食塩不使用ふっくらしらす干し」は、塩抜きをせず、そのまま料理に使えます。
そのため、離乳食、幼児食に取り入れやすかったです。
※しらす自体に、少しだけ塩分が含まれています
私は、コープを利用しています(コープふくしま)。
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※コープについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています

私はコープのしらすを活用していましたが、これ以外にも、食塩不使用、減塩、無添加のしらす商品があると思います。
購入しやすく、自分にあった商品を見つけてくださいね。
しらす干しや、ちりめんじゃこの塩抜きはいつまで?
しらす干しや、ちりめんじゃこの塩抜きはいつまでかというと、釜揚げしらすと同様です。
離乳食完了期の1歳~1歳半を目安にしてみましょう。
ただし、ちりめんじゃこの場合は硬さが問題です。
この硬さを解消するためには、小鍋などで煮て柔らかくするなど、工夫が必要です。
釜揚げしらすの方が、レシピに取り入れやすいですね!
ちなみに・・・
しらすと言うと釜揚げしらすを指すことが多いですが、地域によっては、釜揚げしらすも「ちりめんじゃこ」と呼んだり、ちりめんじゃこも「しらす」と呼んだり、いろいろです。
スーパーのしらすも、しらす干しかちりめんじゃこか、見た目ではよくわからないことがあるので、私もあまり区別して呼んでいませんでした。
一般的にはこのように呼ばれています。
- 釜揚げしらす…生しらす(カタクチイワシ、マイワシ、ウルメイワシの稚魚)を、さっと塩ゆでしたもの
- しらす干し…ゆでた後に少し干したもの
- ちりめんじゃこ…しらす干しよりも乾燥させたもの
しらす干しやちりめんじゃこの量について(1~2歳)
先ほど、釜揚げしらすの量についてご紹介しましたが、しらす干しやちりめんじゃこの量についても、塩分やたんぱく質などから調べました。
釜揚げしらす→しらす干し→ちりめんじゃこ、と、乾燥するほど凝縮されて塩分も高くなるので、与える場合は量に気を付けるか、塩抜きをすると良いでしょう。
また、乾燥するほど凝縮されるので、少量でたんぱく質が摂れることがわかりました。
こちらは、しらす10g(大さじ2くらい)の塩分とたんぱく質を表にしたものです。
食塩相当量 | たんぱく質 | |
釜揚げしらす | 0.2g | 1.8g |
しらす干し (微乾燥) | 0.4g | 2.5g |
しらす干し (半乾燥) | 0.7g | 4.1g |
※食品データーベース上の食品名では「しらす干し(半乾燥)」となっていますが、これは「ちりめんじゃこ」を指しています
しらすの栄養として、たんぱく質の他に、カルシウムやビタミンDが豊富だと言われています。
調べると、釜揚げしらすはカルシウムやビタミンDがそこまで豊富とは思いませんでしたが、乾燥するほど凝縮されて数値は高くなっています。
10gあたりの値を表にまとめました。
カルシウム | ビタミンD | |
釜揚げしらす | 19mg | 0.4μg |
しらす干し (微乾燥) | 28mg | 1.2μg |
しらす干し (半乾燥) | 52mg | 6.1μg |
ちりめんじゃこは、しらすに比べ乾燥させている分、硬いです。
そのまま与えると子どもが飲み込めなかったり、口に残ることがあるでしょう。
子どもの食べる様子をみながら、他の食材と合わせて与えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
離乳食が終わる1歳半からは、しらすをそのまま与えてOKです。
塩分が気になる時は、熱湯をかけて塩抜きしたり、他の食材と合わせて使うと良いでしょう。
減塩や、食塩不使用のしらすも便利です。
塩分が多くなりがちな大人にも良いですね。
わが家では、コープふくしまを長年使っています。
食品、日用品、服、園芸用品などなど、何でもあるので買い物には困りません。
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