しらすの塩抜きはいつまでかと言うと、離乳食完了期まで(1歳~1歳半)が目安とされています。
(ちりめんじゃこも同様です)
2歳ならそのままで大丈夫でしょう。
子供によって、食べる量や離乳食のスタート時期も異なりますよね。
お子さんがしっかり噛めているか。
一日三食が食べられているか。
などを見ながら、そのままの(塩抜きしない)釜揚げしらすをスタートしてみましょう。
しらすの塩抜きが必要な時期や幼児食レシピなど、経験も交えてご紹介します!
(ちなみに、コープなどの食塩不使用しらすなら離乳食にそのまま使えますよ)
しらすの塩抜きはいつまで?2歳の子供にも必要?
離乳食、幼児食作りをしていると、いつまでこの作業をやればいいのかな?と悩むことが多いですよね。
1歳を過ぎてからは、食べる量、種類も増えてきて、味付けも気になる頃!
手軽にカルシウムが補強できる「しらす」は離乳食~幼児食で大活躍!
しかし、「塩抜き」の手間が・・・。
しらすの塩抜きは、離乳食完了期の1歳~1歳6ヶ月が目安とされています。
二歳の子供には塩抜きをせずに与えても問題ないでしょう。
塩抜きするならお湯かける程度でOK
しかし、塩分が気になる。
今まで通り薄味で与えたい。
というのであれば、塩抜きをおすすめします。
しらすの塩抜きは量にもよりますが、少量であれば、茶こしなどに入れ、熱湯を回しかけます。
一度味を見て、塩辛いと思ったら再度、お湯をかけると効果的です。
私は毎回の塩抜きを簡単にしたかったので、使う分の少量のしらすで行っていました。
子どもの食塩摂取量の目標(1日)は「日本人の食事摂取基準」(厚生労働省)で定められています。
1~2歳では男女とも3.0g未満です。
日本人の食事摂取基準(2020年版):厚生労働省公式サイトより
釜揚げしらすの食塩相当量は、100gあたり2.1gです。
しらす大さじ2(約10g)で0.2g程度という計算になりますね。
(しらす干し、ちりめんじゃこなど、乾燥させるほどgあたりの塩分量は増えます)
しらすを塩抜きしないでそのまま与える時のコツ
しらすの塩抜きをしない場合は、他の食材と合わせたり、混ぜたりすることで薄味にすることができます。
しらすは塩分が多いです。
しらす単体で与えると、味が濃くなってしまいます。
しかし、しらすの程よい塩分が、他の食材の味のアクセントになることも!
塩分を取りすぎると、子どもの体調不良につながる不安があります。
でも、一日での塩分量を超える量を与えるわけではありませんよね?
塩分も必要な栄養素です。
しらすの塩分を過度に心配するのではなく、子どもの成長に合わせて、日々の献立のバランスを見ながら、栄養あるしらすを取り入れてみましょう。
幼児食でしらすを塩抜きせずそのまま使うときのおすすめレシピ
しらすは、ほかの食材との相性ばっちり!
特に主食の、ご飯、うどん、いもと合わせると、しらすのいい塩加減で食が進むことも?!
実際に私が幼児食で取り入れていた、簡単で子どもに人気だったレシピを4つご紹介します。
しらすとごまの、ころころおにぎり
ご飯にしらすとごまを混ぜて、こどもが食べやすい大きさにするだけ!
しらすうどん
出汁(だし)のみのうどんに、しらすをふりかけるだけ!
味を見て、しょうゆを少し入れてもいいですよ。
しらすの塩分と出汁のうま味で、我が子はスープまで飲み干していました。
しらす入りたまごやき
たまごにしらすを入れて焼くだけ!
出汁をいれてもおいしいですし、青のり、ネギを入れると色味がきれいです。
大人のお弁当用にも使えるので、おすすめです。
しらすのいももち
ふかしたジャガイモに片栗粉としらすを入れて、子どもが食べやすい大きさに整え、焼くだけ!
焼く時の油を、バターやごま油を使うと、味のバリエーションが豊かになります。
ちりめんじゃこの場合は、塩抜きはいつまで?
ちりめんじゃこの塩抜きはいつまでかというと、しらすと同様です。
離乳食完了期の1歳~1歳半を目安にしてみましょう。
ただし、ちりめんじゃこの場合は「塩抜き」という点よりも、硬さが問題です。
この硬さを解消するためには、小鍋などで煮て柔らかくする必要があります。
釜揚げしらすの方が、レシピに取り入れやすいですね。
ちりめんじゃこはしらすにくらべ、乾燥させている分、硬いです。
そのまま与えると子どもが飲み込めなかったり、口に残ることがあるでしょう。
子どもの食べる様子をみながら、他の食材と合わせて与えてみてはいかがでしょうか。
食塩不使用しらすなら離乳食にもそのまま使えます
しらすの塩抜きについてお話してきましたが、実は食塩不使用のしらすがあるのです!
私自身も「塩抜きをやめるタイミングがわからない」「塩抜きはひと手間」と感じていました。
コープのふっくらしらす干しが便利
そんな私が利用していた商品は、コープのふっくらしらす干しです。
※コープについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています

塩抜きをせず、そのまま料理に使えるので、しらすを離乳食、幼児食に取り入れやすかったです。
※しらす自体に少しだけ塩分(ナトリウム)が含まれています
こちらの商品以外にも、食塩不使用、減塩、無添加のしらす商品があります。
購入しやすく、自分にあった商品を見つけてみてはいかがでしょうか。
しらすは栄養価も高く、離乳食、幼児食に取り入れたい食材の一つです。
肩の力を抜いて、楽しくおいしく、しらすを取り入れてみませんか?