小学2年生の子供が勉強についていけないとお悩みのお父さん、お母さん。
勉強できないのはなぜ?というと、主に3つの原因が考えられます。
- 話を聞いて理解する力が足りない
- 読んで理解する力が足りない
- 身近な数の感覚が身についていない
勉強についていけるようにするには、親が勉強を見てあげましょう。
つい、できないことに目が行って指摘ばかりしてしまうと、勉強嫌いになってしまいます。
できることに目を向けたり、頑張っていることを認めてあげましょう!
我が子が楽しく学べるように、普段の会話も工夫してみてくださいね。
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小学2年生で勉強についていけないのはなぜ?
小学2年生で勉強についていけないとき、大きな原因が3つ考えられます。
- 話を聞いて理解する力が足りない
- ひらがな、カタカナ、1年生で習った漢字の読み書きがスムーズにできない
- 1から100くらいまでの身近な数の感覚が身についていない
1から3までの原因をくわしく見ていきましょう。
話を聞いて理解する力が足りない
学校では、授業中に先生が話している内容を聞いて理解しなければなりません。
ただ「なんとなく聞いている」のではなく、しっかりと「聞いて理解する」ことが重要です。
また、「聞いて理解する」ためには、授業中きちんと席につき、先生の話に集中して耳を傾けることが必要です。
これができないと、先生の説明が理解できず、授業についていけなくなってしまいます。
読んで理解する力が足りない
次に、読み書きについてです。
ひらがなやカタカナ、これまでに習った漢字をすらすら読めるようになっていないと、教科書を上手に読むことができません。
上手に読むことができなければ、当然内容を理解するのも難しくなってしまいます。
先に説明した「聞いて理解する」力と同じように、「読んで理解する」力も、新しいことを学習するときにとても大切です。
また、文字を書くのが遅いと、授業中の作業についていけなくなってしまいます。
スムーズに読み書きできることが、全ての学習の土台になっているのです。
身近な数の感覚が身についていない
2年生の算数では、くり上がりくり下がりのある筆算、長さの単位変換、かさの単位変換、九九、分数など、これまでに比べてさらに難しい内容を学習していきます。
このとき大切なのが、1から100くらいまでの身近な数の感覚が身についていること。
身近な数の感覚とは、たとえば、
「ふでばこの中のえんぴつは5本」
「教室にいるクラスメートは30人」
「同じ学年のお友だちは90人、あと10人いたら100人になるなぁ…」
などと頭の中で思い浮かべられる感覚です。
数の感覚があれば、わり算を習う前の小さな子どもでも、
「6枚のクッキーを自分と弟で半分に分けたら、1人3枚食べられる!」
とわかるのです。
逆にこの感覚がないと、簡単な計算はできてもその意味がわからず、文章問題になるとまったくわからない…という状態になってしまいます。
小学2年生で勉強についていけない場合はどうすればいい?
小2で勉強についていけない主な理由がわかったところで、次は解決策をご紹介します。
同じように3つに分けて解説するので、教え方などの参考にしてくださいね。
- 話を聞いて理解する力をつけよう!
- ひらがな、カタカナ、1年生で習った漢字の読み書きがすらすらできるようになろう!
- 1から100くらいまでの身近な数の感覚を身につけよう!
それでは一つずつ見ていきましょう。
話を聞いて理解する力をつけよう
「聞いて理解する力」力をつけるためには、親子でたくさん会話をするように心がけてみてください。
急に会話と言われても、何を話して良いかわからない…。
という方は、例えば夕食時に、学校でのできごとを聞いてみるのがおすすめです。
最初は「今日は休み時間外で遊べた?」「給食はおいしかった?」というような、すぐに答えられることを聞いてみましょう。
慣れてきたら「今日はどんな授業があったかな?」「給食は何を食べたの?」というような、答えの幅が広い質問をしてみてください。
学校でのできごと以外にも、お子さんが好きなアニメなどを一緒に見て、その内容について質問してみるのも良いですね。
会話の中で質問に答えるためには、まず聞かれた内容をしっかり理解しなければなりません。
たくさんの会話をくり返していくうちに、「聞いて理解する力」が少しずつついていきます。
読んで理解する力をつけよう!
ひらがな、カタカナを上手に読み書きできない場合、それまでにひらがなやカタカナに触れる機会が足りていないことがほとんどです。
遊びの中で、ひらがなやカタカナに触れる機会を増やしてみましょう。
スケッチブックなど大きな紙を用意します。
そこに、お絵かきをする感覚で、子供が好きなものを、ひらがなとカタカナ両方でどんどん書いていきます。
虫の名前、電車の名前、花の名前、アニメのキャラクターなど、お子さんが興味を持っているものなら何でも、思いつく限りたくさん書いていきましょう。
お題を決めて、どちらがたくさん書けるか親子で競争しても盛り上がりますよ。
書き終わったら、書いたものを一緒に声に出して読んでいきます。
たくさん遊んで、お子さんが読み書きをすることに慣れるようサポートしましょう。
1年生で習った漢字の読み書きができない場合は、1年生の漢字ドリルを用意して復習します。
お子さんひとりでは難しいので、大人がそばについて補助してくださいね。
まずは、書けていない漢字をピックアップし、書き順からもう一度練習し直します。
2、3回書いたら、その漢字を覚えているかチェックします。
書けていなかったら、もう一度数回書いてチェック。
書けていたら次の漢字を練習してください。
「覚えるために〇回書く」のではなく、「覚えるまで書く」のがポイントです。
1回書いて覚えられればそれ以上書かなくても良いですし、10回書いても覚えられなければ更に練習が必要です。
この書いて覚える作業には、集中力と根気が必要です。
そばで補助しながらポジティブな声かけではげまし、適度に休憩やごほうびを取り入れましょう。
身近な数の感覚を身につけよう!
まずは、1から100までの数を声に出して数える練習をしましょう。
2年生では3桁の筆算を学習するので、100までは確実に言えるようにしておきたいですね。
机に向かって、ではなく、おふろやお散歩中など勉強の雰囲気を感じない場所で練習できると、楽しい気持ちで取り組めます。
間違えても「できてないでしょ!」などと否定せず、「次は〇だったね」と正しい数を示して一緒に数えましょう。
そのほかには、普段の生活の中でできるだけたくさん、「数」を意識できるような声かけをします。
「この駐車場には車が5台とまっているね」
「今日のおやつは、チョコレートが3個とおせんべい2枚だよ」
「同じクラスのお友だちは、32人いるんだね」
「図書館で借りてきた本、120ページもある!」
など、身近なところにいろんな数字があることを伝えます。
机に向かっているときだけではなく、遊びながら「数」に触れ、「数の感覚」を養っていきましょう。
小学2年生でできる子とできない子って何が違うの?
小学2年生に限ったことではありませんが、勉強ができる子は勉強を遊びの延長のようにとらえています。
幼い頃から、生活や遊びの中で、文字や数字に触れてきているんですね。
そのため、教科書を読むことも、計算をすることも苦になりません。
勉強は「しなくてはならないもの」ではなく、「楽しいからやるもの」だと思っています。
授業で新しい内容を学習することも、勉強ができる子にはとても楽しいことなのです。
そして勉強ができる子の周りには、同じように、新しいことを知ったり学んだりすることを楽しいと思う大人がいます。
子どもが楽しみながら新しく学んだことについて、周りの大人が興味を持って話を聞き、喜んでくれます。
そのことが「また新しいことを知りたい!」という気持ちにつながるのです。
勉強ができない子にとって、勉強は「できればやりたくないもの」になってしまっていることが多いです。
せっかく宿題をしても、頑張ったことを認めてもらう前にできなかったところを指摘されてばかりいると、だんだんと勉強が嫌なものになってしまいます。
「落ちこぼれないよう、勉強についていけるようにしてあげなければ!」
と一生懸命な大人が、ついできないことに目が行ってしまうのは仕方がないことです。
しかし、まずはできたこと、できることに目を向けて「頑張ってるね!」「できたね!」と認めることが、勉強をできるようにするための近道になります。
小学2年生でやるべきこと
まずは、先に解説した「聞いて理解する力」「スムーズに文字を読み書きする力」「数の感覚」を身につけられるような取り組みをしましょう。
子どもが「楽しい!」という気持ちで取り組めるように、生活や遊びの中で自然に取り入れてくださいね。
これら3つの力を身につけるほかに、小学2年生でやっておいたほうが良いことは、次の2つです。
- たくさん絵本や本を読む
- 机上で学習する習慣をつける
たくさん本を読む
たくさん絵本を読むことは、3つの力を身につけることにもつながります。
「本が好きだから読みたい!」という気持ちで読むことが大切です。
無理強いはせず、まずは子どもが興味のある分野の本から読んでみましょう。
学習する習慣をつける
学校の宿題は、「学校から帰ってすぐ」、「おやつのあと」などタイミングを決めて、机の上で取り組む習慣をつけたいですね。
学習机ではなくリビングテーブルでも、もちろん大丈夫です。
できるだけ大人がそばについて一緒に取り組み、机に向かうのが嫌になる前に短時間で終わらせられるようサポートしてあげてください。
習慣がつく前に勉強嫌いにならないように!
習慣そのものが身についていれば、高学年になって机に向かう時間が増えても勉強が苦になりません。
集中して学習するには、勉強タイマーもおすすめです。
楽しく勉強できるという子も多いです。
まさに習慣づけにいいですね。
勉強タイマーはスイッチの面が大きいので(画像でいうと絵が描いてある部分全体)、普通のタイマーと違って子供でも押しやすいと思います。
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小2でテスト0点をとっても大丈夫?ついていけないのは障害なの?
小学2年生のテストで0点をとった場合、なぜ0点だったかを振り返る必要があります。
子どもと一緒にテストそのものを復習することも大切ですが、担任の先生に連絡をして、普段の学校での様子、授業中の様子などについて話をする機会を作ってもらいましょう。
おそらく0点である原因は1つではありません。
先生との話し合いの中で、子どもが少しでも前向きに学習に取り組めるように、できることを見つけていきます。
低学年で勉強についていけないのは学習障害などの発達障害があるからかも…と不安な場合も、まずは担任の先生に相談してください。
担任の先生から、特別支援の先生やスクールカウンセラーの先生に取り次いでもらえます。
担任の先生に相談するのが難しい場合は、他の先生や、特別支援の先生、スクールカウンセラーの先生に直接連絡しても大丈夫です。
学校以外にも、お住まいの自治体に相談窓口があるので、自治体ホームページなどで調べてみてくださいね。
ずっと不安な気持ちでいるよりも、専門知識のある人に相談して、少しでも早く子どもに合った解決策を見つけましょう。
発達障害がある、ないにかかわらず、子どもが自分に合った勉強方法で楽しく学習に取り組めることが大切です。
まとめ
小2の子供が勉強についていけない場合は、親が勉強を見てあげましょう。
小3、小4と勉強が難しくなっていくので、早いうちに苦手を克服できた方がいいですね。
楽しく勉強できるように、簡単なことから少しずつ、そして、できたらたくさん褒めてあげましょう。
通信教育を検討している方は、資料請求(無料)してみるとよいでしょう。
気になるものは、全部取り寄せて大丈夫です。
集中して学習するには、勉強タイマーも良いかもしれません。
まさに習慣づけにぴったり。
楽しく勉強できるという子も多いです。
小・中学生など、大きくなっても塾や図書館で使えますよ(サイレントモードあり)。