授業時間はそんなに変わらないのに、新しい教科が増え、内容も一気に難しくなってしまう小学3年生。
そのため、勉強についていけない子が続出しています。
あなたの子だけではありません。
学力差が出やすいのは算数。
また、算数と関わりの深い理科も、つまづきやすい教科です。
まずは、つまづいている場所を特定するために、学年を戻ってやり直します。
小1から小2の問題集を繰り返し解かせるのがいいでしょう。
全く同じ問題でもかまいません。
何度も繰り返すことで正解が増え、自信につながり、授業についていけるようになりますよ。
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小学3年生で勉強についていけないのはなぜ?小3は分かれ目なの?
小3に上がると新しい教科も増え、授業内容も一気に難しくなります。
小2から小3へのスッテプアップは、学力の差の分かれ目・分かれ道と言えるでしょう。
先生の授業の進め方も、低学年の時よりメリハリをしっかりつけていて、進むペースも早くなります。
また、小3から小4は仲間との行動を好む、いわゆるギャングエイジ世代へ突入。
仲間や集団を作りたがり、友だちとの関係を重視する年代です。
そのために勉強がおろそかになってしまうこともあったり、いくら親が「勉強しなさい!」と言っても素直に聞き入れてくれなくなります。
勉強に限らず、新しいことを覚えるときは、何度も繰り返し復習することでおのずと身についてくもの。
しかし、仲間を大切にする時期に入る小学三年生では、勉強時間と仲間との時間の両立はまだまだ難しいのでしょう。
小学三年生で勉強についていけない場合はどうすればいい?
ついていけなくなる教科にもよりますが、小3で勉強についていけない場合は、下の学年に戻って復習から始めるといいでしょう。
宿題を見ていて「同じ間違いをしているな」と気づいたり、子どもから「学校の勉強が難しくていやだ」などと相談された時など。
復習をすることで、子どもが何を理解していて、どこにつまづいているのかがはっきりしてきます。
つまづいている場所がわかってしまえば、あとは理解して解けるようになるまで、繰り返し勉強するのみです。
小3から増える教科は、理科と社会。
社会の教科は暗記がほとんどなので、時間をかければいずれ覚えられるでしょう。
しかし、理科は違います(もちろん算数も)。
小1から小2の算数がしっかりできていて、土台がしっかりした上で学習を進めていかなければ、いずれ「ついていくのがやっと」という状況になってしまいます。
私の娘がまさにこれでした。
算数の例として、わが家の体験談をご紹介します。
小3の娘は、算数の勉強についていけずにいました。
計算はもちろんの事、時間や時刻に関する考え方や変換の仕方もわからないまま、先生にも聞けずに家では泣きながら宿題をしていました。
タブレット学習や、本屋さんで練習問題を買ってきてやらせても、なかなか理解力がつきません。
そこで、小学1年生の算数までさかのぼり、まずは数字に慣れさせました。
その次に足し算と引き算。
自信がつくまで、繰り返し同じ問題を解かせました。
時間に関しては、日常生活の会話の中で「今から20分後までに宿題を終わらせる」とか、一時間後をあえて分単位で表現し、単位が変わってもすぐに頭の中で変換できるようにしていきました。
計算の時も、答えが合っているかの確かめ算をして、正解率を増やし、自信につなげていきました。
特に、割り算でつまづいてしまっていた娘。
そこで「掛け算を1度も間違えない」&「7×3のように順番に言わなくても答えられる」レベルまで言えるようにひたすら練習。
今では、桁数が多い割り算でも、スラスラと解けるようになっています。
小3の娘には「自信がないと前向きに学習に取り組めない」という特性がありました。
今回、一旦学年を落として自信をつけてあげることで成功体験が増え、その結果、小学3年生の算数の授業でもついていけるようになりました。
集中して学習するには、勉強タイマーもおすすめです。
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小3の勉強でつまづきや学力の差が出やすい教科は?
お伝えしたように、算数と理科はつまづきやすく、一度沼にハマったら抜け出すのに時間がかかってしまう教科です。
理科は、体積を求めるなど「数値化」して解く問題が出てくるため、算数と切っても切れない関係です。
そのため、算数でつまづいてしまっている子の場合、観察する単元は得意でも、算数と似たようなところでつまづいてしまう傾向があります。
算数の苦手に引っ張られて、理科も苦手になってしまう子は多いです。
まず、算数を好きになれるまで、復習と予習を繰り返しましょう。
相乗効果で理科も「わかる!」が増えてきて、いつの間にか授業に追いつけるようになるでしょう。
小3でついていけない科目は算数という子が多いですが、全ての勉強の基礎となる国語につまづいている可能性もあります。
国語は「問題を読む力」にも関係しています。
こちらも下の学年にもどって、教科書の音読をしましょう。
毎日1ページでも読むことで、文章を読む力がつきます。
漢字でつまづいている時は、1、2年生の漢字もあやふやになっている可能性が高いので、漢字ドリルを繰り返し行って身に付けましょう。
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小3で学校の勉強について行けない場合は支援学級に入る方がいい?
子供が学校の勉強について行けないとき、支援学級に入る方がよいか悩むかもしれません。
私は専門家ではないのでこれが正しいと言い切れませんが、個人的には支援学級には入らない方がいいと思っています。
というのは、同じクラスのお友達と一緒に考えたり、意見交換をしたり、教えあいっこできる環境がある方がいいと思うからです。
その方が、だんぜん勉強に身に入り「わかる!」が増えるように感じます。
支援学級では少人数制のため、場合によっては1対1で教えてくれるでしょう。
しかしそれだと、教えられたことをただインプットしていくだけになります。
皆さんも経験したことがあるかもしれませんが、人に教えてあげる時は自分が理解していないと教えてあげられません。
子どもの勉強も同じで、先生の言われた通りにしか勉強していないと、自分で考えている訳ではないので中々身に付きません。
そのため、支援学級ではなく、周りにお友達がいる環境で一緒に学んでいくことをお勧めします。
心配な方は、まず先生に相談してみてくださいね。
ちなみに、私の子どもの学校では、支援学級というクラスではなく「ゆっくりコース」・「普通コース」・「ぐんぐんコース」と3つに分けられ、1年間ずっと同じクラスではなく、子どもからの申告でコースを変えて学習できるようなっています。
まとめ
小学三年生の子が勉強についていけないと感じたら、下の学年の問題集を何度も解かせるとよいでしょう。
最初は何となくで解いていた問題も、ちゃんと理解した上で解くことができるようになります。
何度も繰り返すことで、問題の仕組みが見えてくるようになります。
また、正解数が増えることで本人の自信にも繋がり、成功体験や達成感を得ることで苦手意識が薄れます。
小3の学習に進んでも、気後れする事なく取り組めるようになるでしょう。
高学年から一気につまずきが広がる算数。
苦手なら、三年生のうちに徹底的に取り組むことをおすすめします。
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気になるものは、全部取り寄せて大丈夫です。
集中して学習するには、勉強タイマーも良いかもしれません。
まさに習慣づけにぴったり。
楽しく勉強できるという子も多いです。
小・中学生など、大きくなっても塾や図書館で使えますよ(サイレントモードあり)。