ホルモンをたくさん買ったけれど、一度に食べきれなかったり、賞味期限が近づいてきたりすると、冷凍保存する方法が気になるものです。
実は、生のホルモンでも調理済みのホルモンでも、1~3ヶ月ほど冷凍保存が可能です。
解凍は、冷蔵庫に入れておくか、氷水に浸しておく方法があります。
この記事では、ホルモンの鮮度を保ちつつ冷凍保存する方法、適切な冷凍期間、そして効果的な解凍方法をご紹介します。
ホルモンの冷凍保存方法
新鮮なホルモンは、そのまま冷凍保存することができます。
ホルモンは賞味期限が短いため、なるべく早めに冷凍することが重要です。
効果的な保存方法を見ていきましょう。
大量にある場合は、食べる分だけを小分けにし、ホルモンが重ならないように平らにして保存します。
密閉可能な保存袋を使い、空気をしっかり抜いてから密封するのがポイントです。
また、小分けにしたホルモンをラップで包んでから保存袋に入れる方法も効果的です。
急速冷凍機能が付いている冷凍庫があれば、それを活用しましょう。
さらに、金属製のトレイを使ってホルモンを入れた保存袋を冷凍庫に入れると、より早く冷凍できます。
味付け済みのホルモンも、同じ方法で保存可能です。
既に調理済みのホルモンの場合も同様です。
どちらも、汁ごとジップロックなどの保存袋に入れて冷凍してください。
生ホルモンの臭い対策と下処理方法
生ホルモンを購入した際、鮮度や店での処理によっては、臭いが気になることもあります。
そんな時は以下の下処理がおすすめです。
塩での揉み洗い
水で洗ったホルモンにたっぷりの塩を振り、ヌメリや汚れを取り除くためにしっかり揉みます。
その後、水で洗い流しましょう。2回繰り返すとより効果的です。
小麦粉での揉み洗い
水洗いしたホルモンに小麦粉をまぶし、揉んでから洗い流します。
小麦粉は臭いや汚れを吸着する効果があります。
牛乳漬け
水洗いしたホルモンをボウルに入れ、ホルモンが浸かるくらいの牛乳に30分から1時間つけてから洗い流します。
牛乳は臭い取りに有効です。
これらの下処理を行うことで、解凍後にすぐ調理ができるようになり、便利です。
ぜひ試してみてください。
ホルモンの家庭用冷凍庫での保存期間
家庭での冷凍庫を使ってホルモンを保存する際、一般的な賞味期限は1ヶ月から3ヶ月が目安とされています。
家庭用の冷凍庫は業務用と比較して温度設定が異なり、大体マイナス18度前後に保たれています。
日々の開閉により温度が一定に保ちにくいので、早めに食べることが推奨されます。
ホルモンの鮮度をできるだけ長く保ちたい場合は、冷凍庫の温度設定をできるだけ低くして、冷凍室のの開閉を少なくするとよいでしょう。
また、冷凍保存する際には、いつ保存したかを忘れることがあります。
保存袋に保存日を書き記すことで、管理が容易になります。
冷凍ホルモンの解凍方法
冷凍されたホルモンを解凍する際には、冷蔵庫内でじっくりと解凍する方法が最適です。
ホルモンの量に応じて、通常は半日ほどで解凍が可能です。
他の方法として、氷水を使った解凍法もあります。
この方法では、ボウルに氷水を用意し、ホルモンが入った密閉されたビニール袋を浸します。
この手法は、冷蔵庫内での解凍よりも速く、室温や流水、電子レンジを使用した解凍と比べて低温を保ちながら解凍できるので、ホルモンの風味を保持するのに有効です。
まとめ
ホルモンは生でも調理済みでも冷凍で保存できますが、賞味期限の短さを考えると、できるだけ早く冷凍することが大切です。
保存する際は、ホルモンを一食分ずつに分けて、重なり合わないように平らにしておくことをお勧めします。
空気をしっかりと抜いたジッパー付きの保存袋や、ラップで包んでから袋に入れる方法が効果的です。
急速冷凍機能がついている冷凍庫や、金属製のトレイを使えば、さらに早く冷凍できます。
また、味付けしたホルモンや加熱したものも同じように保存可能で、汁と一緒に袋に入れて冷凍することもできます。
適切な保存方法を守れば、冷凍した後も美味しくホルモンを楽しむことができますよ。