高校で気になる部活があるのならば、後悔しないためにも入るべきです。
部活に入ると、人脈が広がったりスキルが増やせるからです。
多くの高校生が悩む部活と勉強の両立は、進学校であっても、優先順位を自分の中で立てて工夫することで対処できますよ。
両立した方が良い結果になるとも言われています。
また、高校から部活に入るのが心配な人は、一生懸命取り組めば何も問題はないので安心して入部してください!
この記事では、高校生が部活に入るべきかどうか、体験談を元にメリットデメリットなどをお伝えします。
迷ってる人の参考になれば嬉しいです。
高校生は部活に入るべきか?入らないと後悔する?
高校で気になる部活があるならば、入るべきです。
やりたい部活があるのに入らないと、後悔するかもしれません。
私は文化部ながら、活動は週6日もある部活に入っていました。
卒業した今でも、部活をやっていてよかったなと感じることが多いです。
なぜなら、実生活に役立つことがかなりあったからなんです。
特に人間関係は卒業後の生活に役立っていると思います。
この他にも、私の体験談や周りの例を参考にしながら、私の考える部活に入るべき理由を紹介していきます。
メリットやデメリット、気になる勉強との両立についても詳しく挙げていくので、部活に入ろうか迷ってる方は参考にしてください。
もちろん、必ず部活に入らないといけない!というわけではありませんので安心してください。
興味を持てそうな部活が見つからない場合などは、無理に入る必要はありません。
帰宅部でも全然問題ないですよ。
また、部活以外に、生徒会やバイト、習い事など全力で取り組みたいことがある人は、そちらに力を注ぎましょう。
それではまず、部活に入ることで感じるメリットを紹介します。
高校で部活に入るメリット
高校で部活に入って感じられたメリットは以下の通りです。
- 人脈が広がる
- 人間関係の勉強ができる
- 自分のスキルを増やせる
私が部活で特に勉強になったのは、上の2つです。
上下関係や同学年の人との関わり方は、卒業してからしばらく経った今でも活きていると思います。
常々考えているのですが、社会生活は本当に学校生活のスケールが大きくなった版のようなんです。
日々生活していく中で、仕事などで周りの人と関わっていると「あ、こんなこと部活やってた時にもあったな」ということが度々出てきます。
トラブルがあった時や、周りとうまく協力しないといけない時などに、部活で培った対人能力みたいなものが発揮されることもあります。
また、部活に入ることで単純に自分のできることの幅が広がりますよね。
私の場合はオーケストラ部だったので、楽器を演奏が上達したり、音楽の知識が強化されたりしました。
また、部活で得られたスキルは、大人になってから披露する機会はなくても、話のネタにすることもできますよ。
私の場合は「楽器がいくつか出来ます」というフレーズで、人に興味を持ってもらえるきっかけになっています。
そこから人間関係を深められたり、物事をうまく進めるきっかけになったりすることもあるので、直接でなくても部活をやっていた頃の恩恵を受けることができます。
一方で、部活に入ることにより生じるデメリットもありますね。
続いてはデメリットについて紹介します。
高校で部活に入るデメリット
高校で部活に入って感じたデメリットは、以下の通りです。
- お金がかかる
- 時間が制限される
- 悩みのタネが増える
部活は、部費がかかったり、道具が必要になったりすることがあるので、お金がかかります。
学校に通うだけでも授業料や教材費、交通費などがかかりますが、部活に入る場合はそれ以上に費用がかかることを覚悟していた方が良いです。
事前にどのくらい費用がかかるのかをチェックしたり、必要があれば親御さんともよく相談したりした方が良いかもしれません。
他に、合宿などにも参加する場合は宿泊費、試合などに出る場合はそのための交通費などもかかるので、どの様なイベントがあるのかもチェックしておきましょう。
加えて部活に入ると、自分の使える自由な時間が減ってしまいます。
帰りの時間が遅くなったり、他に習い事をしていたり塾に通ったりしたい場合には、時間の調整が難しくなることもしばしば。
だからこそ、本気で取り組みたいことや興味のある分野の部活を選ぶようにした方が良いです。
また、部活に入るとクラスとは違う新しいコミニティができるので、悩みのタネが増えてしまうことがあります。
部内でいざこざがあったり、周りとの優劣を気にしてしまったりすることがあります。
自分から積極的に解決に向かえると、将来の糧になりますが、放置してしまうと引退後も引きずってしまうことも。
ここまでデメリットをあげてみましたが、時間や悩みについては、解決できると自分の糧になるものです。
躊躇せずに向き合ってみるのも良いと思います。
続いて、部活に入るか迷っている人が悩みがちな問題について、解決法などを紹介します。
高校で部活と勉強を両立するコツ!進学校でも両立できる?
高校で、部活に入りながら勉強と両立するには、自分の中で優先順位を立てることが大切です。
進学校でも、工夫しながら時間を使うことで、部活も勉強も両立することは可能ですよ。
部活に入ると時間が制限されてしまうから、勉強が疎かになってしまうのではないかと不安になる方もいますよね。
特に進学校では。
私の周りでも「大学受験に向けて勉強に集中したいから」と途中で退部してしまう友人もいました。
では、実際に途中退部したり、勉強のために部活に入らなかったりした人の大学受験の結果がどうであったかというと・・・。
第一志望の学校に合格できたのは、ごく僅かでした。
最後まで部活に打ち込んで受験に臨んだ人の方が、第一志望に合格していましたし、いわゆる高学歴と呼ばれる学校に決まった人が多かったです。
これは、私の周りだけではなく一般的にもよく言われていることです。
最後まで部活を頑張った人の方が、勉強もできる割合が高いとのこと。
勉強だけでなく、勉強以外のことも本気でやった方が脳にも良いんですね。
確かに、試合やコンクールに向けて部活に必死に打ち込んでいた人の方が、成績は良かった気がします!
部活をやっていると時間には限りがあるので、自分が動ける時間の中で何を優先して取り組むべきかをしっかりと見極めることが重要です。
制限がある方が、集中力が上がります。
何より、物事を進めるために効率よく動かざるを得ません。
週6日部活動があった私は、休み時間に課題をできるだけ終わらせて、覚えるべきことは移動時間などに充てるようにしていました。
残った時間は、苦手教科の勉強に充てたり、その時に自分が必要だと思った勉強をしたりしていました。
すき間時間を有効活用して、部活と勉強と両立させましょう!
高校から部活に入るのってあり?
高校から部活に入るのが不安だという人も安心してください!
周りの人に比べて経験が少ないので、人よりも努力する必要はありますが、高校からだからできないなんてことはありません。
私の通っていた学校は中高一貫校で、所属していた部活も中高合同でした。
高校受験で外部から入ってくる人も何人かいて、毎年高校から入部する人も。
でもみんな努力を惜しまず練習していたので、引退前にはかなりのレベルに上達していました。
かなりの強豪の運動部でも、高校から初心者で入部してきた人も戦力として申し分ないレベルまで行くことも沢山あります。
もちろん、高校から初心者で入るのに怠けていたり、誠実に取り組んでいなかったりすると周りの人に良い印象が与えられません。
迷惑だと思われてしまう可能性もあるので注意してくださいね。
必死に取り組む姿が見られれば、周りのみんなも助けてくれたり、負けじとみんなで競え合えたりします。
高校から部活に入る方は、ぜひ頑張ってください!
高校から始めてプロになる人もたくさんいます。
高校から部活に入るだなんて無謀かな、と思わずにぜひ飛び込んでみてくださいね!