レジン液も、ジェルネイル用のジェルも合成樹脂です。
違いは、爪に直接塗るジェルネイルは「化粧品」ということ。
そのため、ジェルネイルの代用にレジンを爪に塗るのはオススメできません。
レジンの代わりにジェルネイルは使えますよ。
(レジンとジェルネイルを混ぜるのは、硬化しなかったり綺麗に仕上がらないのでNG)
現在、レジンとジェルネイルの硬化に使うライトは、UV-LED両用のライトが主流です。
ほとんどのライトが兼用できますよ。
↑ こちらのように、手を入れたら反応するセンサー(自動点灯)があると使いやすいです。
タイマーもついています。
レジン液とジェルネイルの違いは?
レジン液もジェルネイル用のジェルも合成樹脂です。
レジン液とジェルネイル製品の違いは、化粧品としての基準をクリアしているかどうかです。
(特にベースジェル)
レジン液は、主にアクセサリーや雑貨、小物製作などのクラフトに使われます。
ジェルネイルは、人の爪に塗るために使われます。
爪に直接塗るベースジェルは、健康に害があると大変ですよね。
そのため、ベースジェルは化粧品であることが必須です。
化粧品の場合は「化粧品」や「爪化粧料」と書かれています。
ちなみに、ジェルネイル製品は全てが化粧品というわけでありません。
直接爪に塗らないことが明らかなら、化粧品ではなく雑貨の場合もあります。
ベースジェルの上に塗るカラージェルやトップジェル、付け爪(ネイルチップ)に塗るジェルなどです。
参考:ジェルネイル製品の化粧品該当性について 2.ジェルネイル製品表示ガイドライン(日本ネイリスト協会PDF)
ジェルネイルとレジンはそもそもの用途が違うので、ジェルネイルは化粧品や雑貨、レジン液は雑貨や工業品として分類されているんですね。
爪に直接塗っていいものか、ダメなのか、製品に書いてあるので確認するようにしましょう。
ジェルネイルはレジンの代わりに使える?
ジェルネイルをレジンの代わりに使用することは可能です。
レジンが手元にないときに、ジェルネイルを使ってアクセサリーや小物を作ることができます。
カラージェルを使えば、発色の良い作品が作れますよ。
カラージェルにクリアジェルを混ぜると、透け感を出すこともできます。
ただし、基本的にジェルネイルはレジンよりも高価なことが多いです。
アクセサリーや小物を作ろうと思うと、意外と量が必要になります。
もったいないと感じるかもしれません。
レジンはジェルネイル(ベース)の代用になる?
レジン液をジェルネイルの代用にはできません(特にベース)。
ジェルネイル代わりに爪に塗るのは、絶対にやめましょう。
レジンは先ほども紹介した通り、工業用、雑貨用に販売されているものです。
爪に塗るために作られたものではないので、健康被害を受ける可能性があります。
例えば、レジンを固める際には熱が発生するので、爪に塗ってしまうと火傷の恐れがあります。
ジェルネイルでも固める際に熱を感じることがあるそうですが、よっぽど厚く塗らない限りは熱を感じることは少ないです。
また、100均のレジンの注意書きには、肌についたらよく洗い流すようにとありました。
他にも、レジンでネイルをしてしまうと簡単に取ることができないなどの問題も出てきます。
ちなみに、レジンはジェルネイルの代用品として使用できませんが、ネイルのパーツとしての利用なら問題ありません。
ジェルネイルを塗ってから、パーツをつけたいなと思ったらレジンで作るのは全然アリですね!
レジン液とジェルネイルを混ぜるのはOK?
レジンとジェルネイルを混ぜるのはオススメしません。
レジンとジェルネイルは商品の分類が異なり、成分も多少異なります。
そのため、混ぜて使用するとうまく硬化させることができなかったり、仕上がりが綺麗にならなかったりします。
強度も落ちてしまうので、ひび割れやすくなることもあります。
ジェルネイルだけを使う場合でも、違うメーカーのものを混ぜるときちんと硬化できないことがあるのだとか。
ジェルネイルはかなり繊細なんですね。
繊細なものなので、レジンとジェルネイルは混ぜて使わない方が良いでしょう。
ちなみに、硬化させたレジンの表面にジェルネイルを塗るのであれば、問題なくできます。
ジェルネイルの細かいラメを付けたいときなどには、硬化させたレジンに塗ってみるのも良さそうですね。
ジェルネイルとレジンのライトは兼用できる?違いは?
ジェルネイルとレジンを硬化させるライトは「材料(液)」と「ライト」のタイプが合っていれば兼用できます。
ジェルやレジン液には、UVで固まるもの、LEDライトで固まるもの、どちらでも固まるものがあるからです。
と言っても、今は「UVでもLEDライトでも固まる」ジェルやレジン液が多いです。
さらにライトについても、UV-LED両用のライトが主流です。
そのため、ジェルネイルとレジンのライトは、ほぼ兼用できると思ってよいでしょう。
例)UV-LEDレジン液は、UVでもLEDライトでも硬化するレジンです。
例)ネイル用のジェルも、UVでもLEDライトでも硬化する商品が多いです。
このように、UVでもLEDライトでも固まるレジンやジェルが多いです。
ちなみに、100均で売っている「UVレジン」は、UVで固まりLEDライトでは固まりません。
しかし先ほどお伝えしたように、現在売っているライトは「UV-LEDライト」といって、UVで固まる液にもLEDで固まる液にも使えるものがほとんど。
UV-LEDライトを1つ用意すれば、ネイルにもレジンにも兼用できますよ。
UVライトとLEDライトの大きな違いは、光の波長です。
硬化時間やランニングコストにも違いがあります。
LEDライトは、硬化が早く、消費電力が少なく、電球が長持ちするというメリットがあります。
ネイルとクラフトで兼用できるUV-LEDライトは、安いと300円台から買えるのでお手軽です。
探してみるとUVライトやLEDライトは少なく、UV-LED両用タイプがほとんどでしたが、2つのライトの違いを簡単にまとめますね。
UVライトの特徴
UVライトはその名の通り、紫外線を使用して硬化します。
↑ こちらのUV Light 36Wの波長は約350~400nm
硬化には2~3分かかります。
W数が低いと5分以上かかることも。
UVライトは、消費電力(W数)が多くて、電球は半年くらいで交換が必要です。
LEDライトの特徴
LEDライトは、可視光線を使って硬化します。
↑シャイニージェル ジェルネイル用 LEDランプの波長は400~410nm
30秒から1分ほどで固まります(ライトのW数にはあまり関係しません)。
LEDライトは消費電力が少なくて、電球長持ちです(ほぼ交換不要)。
家庭のLED電球で考えると想像がつきますね。
ちなみに、UV-LEDライトの場合は「LED(波長405nm)」と「紫外線LED(波長365nm)」を使っているんだそう。
参考:PADICO UV-LEDハンディライト3(Amazon)
UV-LEDライトでは、UVレジンやジェルを固める時に、紫外線を出すLEDライトを使っているということかなと解釈しました。
続いて、UV-LEDライトのおすすめ商品をご紹介します。
ジェルネイル、レジン用ライトのおすすめ
UV、LED両用タイプでおすすめのライトを紹介します。
UV-LEDレジンライト
まずは、一番お試ししやすい価格のダイソー商品です。
初めてだからお金をかけずに試してみたい、という方にオススメです。
同じタイプのライトは、近所のワッツでも見かけました。
300円商品ですが(税込330円)、ダイソーでも両用タイプのライトが販売されているなんて驚きですね。
ネイルにもクラフトにも使用できます。
口コミでもなかなか好評でした。
ちなみに近所のダイソーでは売っていませんでした。
100均が近くにない場合、ネットでも似たような商品があります。
6W。
タイマー機能あり。
折りたためるコンパクトタイプなので場所を取りません。
NAILGIRLS LED & UV ネイルライト 48W
安すぎるのもちょっと心配・・・という方にはこちらをおすすめします。
こちらもネイルとクラフト、どちらも使用できます。
48W。
タイマー機能あり。
手を入れたら反応するセンサー(自動点灯)がついているのも便利です。
La Curie LED & UV ネイルライト 48W
このライトには、だんだん暖かくなる機能があります!
48W。
もちろん、タイマーとセンサー機能付きです。
サイズは上のライトより少し大きめ(幅22cm、高さ10.5cm、奥行き19.5cm)。
大きさは、小物だけなら小さくてもいいですね。
手や足のネイルをするなら、すっぽり入るサイズの方が適しています。
置くスペースや、小物作りやネイルなどの用途を考えて選ぶとよいでしょう。
まとめ
よく似ているレジンとジェルネイルについてお伝えしました。
ジェルネイルはレジンの代わりに使えます。
逆に、レジンを爪に直接塗るのはNGです。
爪に直接塗る場合は「化粧品」や「爪化粧料」と書かれているジェルを使いましょう。
また、レジン液とジェルネイル用のジェルを混ぜるのは、硬化しなかったり、きれいに仕上がらない可能性があるのでおすすめしません。
ライトについては、UV-LED両用のライトなら、ネイルにもクラフトにも使えますよ。