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鰻(うなぎ)何歳から食べれる?2歳や3歳の子供に蒲焼や肝はOK?子供が寝ないのは本当なのかも解説

鰻(うなぎ)何歳から食べれる?2歳や3歳の子供に蒲焼や肝はOK?子供が寝ないのは本当なのかも解説 子供

鰻は何歳からかというと、幼児食に移行する一歳半以降を目安にすると良いでしょう。

適量なら、2歳や3歳で食べることに問題はありません。

(初めて食べる時は、アレルギーに注意してくださいね)

蒲焼きや白焼しらやきの場合、量は10gくらいから始めて、年齢に応じて少しずつ増やせばOK。

小骨をきれいに取り除いて、ご飯に混ぜてあげると美味しく食べられます!

湯通しすれば、脂や塩分も抑えることができますよ。

うなぎのきもは、ビタミンAが多いので、ほんの味見程度にしたほうが良いでしょう。

鰻はスタミナ食と言われていますが、子供が食べる量は少量なので、夜眠れなくなることはありません。

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鰻は何歳から食べられる?2歳や3歳の子供はOK?

鰻(うなぎ)は何歳から、という決まりはありません。

適切な量なら、2歳や3歳の子供に鰻を食べさせるのは問題ありません。

一般的な目安として、幼児食に移行する一歳半以降になれば食べさせてもよいでしょう。

うなぎは白身魚です。

白身魚自体は、離乳食初期から食べさせてもよい食材ですが、うなぎは他の白身魚よりも脂分と小骨が多く、乳幼児にとっては消化が難しい食材です。

また、小骨も多く、ちゃんと取り除かないと危険です。

大人でも、口の中やのどに刺さります。

(高いうなぎの場合は、身も柔らかく、あまり骨が気にならないようですが・・・)

また、蒲焼で食べる場合は味も濃いので、1歳半を過ぎて幼児食に移行してからのほうが安心です。

子供が自分でしっかり噛めるようになった頃を目安に、少量から始めると良いでしょう。

幼児向けの書籍やネット情報には、うなぎは消化機能が発達する3歳くらいからが適しているという意見もあります。

どれが正解、ということはないので、気になる方は3歳を目安にするとよいでしょう。

うなぎの蒲焼きは何歳から?

子供に鰻の蒲焼きを食べさせてよい目安も、これまで説明した通り離乳食が終わった1歳6ヶ月以降で、しっかり噛めるようになってからです。

蒲焼きは味が濃いので、熱湯にくぐらせて塩分や余分な脂を落としてあげるとよいでしょう。

ちなみに甥っ子は、初めて食べたのが4歳くらいだったと思います(少しだけ)。

5歳になった今年は、美味しく食べたそうです。

蒲焼の甘じょっぱい味は、子供が好きそうですが、鰻自体は、皮や身の独特の食感から苦手な子も多いかもしれません。

皮は取り除いて与えれば良いですが、身のチクチク感が苦手という子もいます。

(鰻にもよりますね)

ちょっと試してダメなら、無理して与えなくて良いと思います。

うなぎの肝は何歳から?

うなぎの肝は小骨の心配がありませんが、こちらも1歳半を過ぎてからが良いでしょう。

うなぎの肝にはビタミンAが多く含まれているので、量は少なめにしたほうが良いと思います。

日本食品標準成分表(文部科学省)を見ると、うなぎの肝10gには、440㎍のビタミンAが含まれているとあります。

1歳半から4歳の子供のビタミンAの摂取量の目安から考えると、肝の量の目安は5g前後という計算になります。

ビタミンAの摂取量の目安

  • 1~2歳 男子300㎍ 女子250㎍
  • 3~4歳 男子350㎍ 女子350㎍

日本人の食事摂取基準(厚生労働省)より

鰻の肝を食べる機会は、多くはないと思います。

そのため、一食の量が少しオーバーしたからといって、神経質になることではないと思いますが、与えるならごく少量、味見程度が良いかと思います。

もし、子供がたくさん食べたいと言っても、幼いうちは少量にするようにしてくださいね。

ちなみに、わが家は父がうなぎ関係の仕事をしていたので、小・中学生の頃に、蒲焼のたれで煮た肝や、カリカリに揚げた骨を、時々食べていました。

最近は食べる機会がありませんが、どちらもとても美味しかったです。

子供に与えるうなぎの量の目安

子供にうなぎを与える際の適切な量についても、特に決まりはありません。

離乳食の段階では月齢に合わせたガイドラインがありますが、幼児食に移行すると、ほぼ親の判断に委ねられます。

初めての食材に不安を感じると思いますが、迷った際は、離乳食の摂取量を参考にするのも一つの方法です。

離乳食完了期(1歳以降)の魚の摂取量の一般的な目安は、一食分15〜20gほどです。

ただしここでの量は、たんぱく質のグループ(魚・肉・豆腐・卵・乳製品)のうち、魚だけを食べるときの目安です。

鰻以外のたんぱく質も摂る場合は、量を調整しましょう。

うなぎは小骨を取り除き、一口サイズに切ったりほぐしたりして与えましょう。

のちほど、詳しくご紹介しますね。

蒲焼の塩分を確認してみます。

150gのうなぎを蒲焼にすると、塩分量は約2gです。

子供の食塩摂取量の一般的な目安は以下の通りです。

  • 1〜2歳:一日3.0g未満
  • 3〜5歳:一日3.5g未満

日本人の食事摂取基準(厚生労働省)より

蒲焼15gで塩分0.2gくらいの計算になるので、少量食べる分には問題ないですね。

外食の際はそのまま食べるしかないですが、家庭で食べる場合は、湯通しすることもできます。

塩分の取り過ぎは、体の機能が未発達な乳幼児の腎臓に負担をかけてしまうので、与える量は親がコントロールしてあげてくださいね。

うなぎには、たれでからめていない、白焼き(しらやき)と呼ばれる調理法もあります。

白焼きは焼いただけで味が付いていないので、自分で調節できます。

大人なら、生姜醤油やワサビ醤油などをつけますが、幼児なら風味付け程度の醤油か、何もつけなくても食べらます。

白焼きは美味しいですが、子供には、蒲焼をご飯に混ぜて食べた方が美味しそうな気がします。

うなぎを食べると子供が寝ないって本当?

うなぎは一般的に「スタミナのある食材」として知られています。

鰻を食べたると子供が寝ないという噂もあるようですが、これは一般的には心配いりません。

うなぎがスタミナ食材と言われるのは、豊富に含まれるビタミン類(A、B1、B2、D、E)に疲労回復効果があるためです。

しかし、そもそも子供が食べるウナギの量は少ないので問題ありません。

鰻をたくさん食べ過ぎた場合は、寝つきが悪くなる可能性がありますね。

タレや脂が多かった場合も胃もたれして寝付けないかもかもしれないので、食べ方については次の項目も参考にしてください。

幼児向けのうなぎのメニュー!骨をちゃんと取り除けばOK

うなぎを子供に与える時は、食べやすいように小骨を取り除いたり、熱湯に通したりすると良いでしょう。

メニューというほどではないですが、幼児向けには、シンプルにご飯に混ぜたり、お茶漬けのようにしたり、酢飯で食べたりするのが一番美味しいと思います。

手順

  1. 皮を取って熱湯にくぐらせる
  2. 小骨を取り除く
  3. 小さく切ったりほぐしたりする
  4. ご飯に混ぜる

皮はデロンとして苦手な子が多いので、取り除きましょう。

熱湯をかけたりさっと茹でると、脂が抜けて、タレも少し落ちて良い感じになります。

うなぎによっては、かなり小骨が多いことがあります。

大人でさえ、小骨が多いと喉にささるので、小骨は頑張って徹底的に取り除きましょう。

一切れくらいなのでそこまで難しくないかなと思います。

ほぐしながら骨を取り除くとよいです。

あとはご飯に混ぜればOK。

お湯やだしをかけて食べるのが苦手でなければ、お茶漬けのようにしてもいいですね。

(具がウナギだけのひつまぶし風)

酢飯に混ぜても美味しいでしょう。

山椒(サンショウ)は香辛料なので、3歳くらいからにしましょう。

(それ以前に、山椒をかけたら子供は食べないと思いますが)

鰻は、無理して与えることもないと思いますが、親としては、子供にいろんな食材を与えて味覚を育てたいと思うものです。

鰻は、食感が苦手な子もいますが、ほぐしてご飯に混ぜたら美味しく食べられる確率が高いと思います。

調理としてはシンプルなので、ぜひ試してみてくださいね。

うなぎのアレルギー

離乳食を始めてからこれまで、初めての食材については、アレルギー反応に気を付けていると思います。

うなぎもその例外ではありません。

魚介類に対するアレルギーがある場合は、特に注意が必要です。

また、蒲焼を食べた場合、うなぎのタレや、親がかけた山椒が口に入ってしまった、などの可能性もあります。

うなぎを初めて与える際は、病院がお休みの日や夕方以降の時間帯を避けるようにしましょう。

万が一症状が現れた場合、すみやかに医療機関へ行ける状況を整えておくためです。

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